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2013年11月27日水曜日

虚弱…

子どものころから呼吸器が弱く、寝込むことが多かったです。
幼稚園のころは、出席カードは黒い休みマークのハンコがいっぱい。隣の子のカラフルで皆勤だったらゴールドのシールが貼ってあったりするカードと見比べては、寂しい気持ちになった。
小学の頃は季節の変わり目になると救急で点滴がお決まりでした。
中学、高校からは学校は休まないようにしていたけど、皆が楽しそうにしている連休なんかに人知れず寝込んでて。
呼吸がヒューヒューゼーゼー言う音を聴きながら、霙(みぞれ)の吹雪みたいだなぁ…なんて思って空想していたこともありました(その感覚を絵にしたものもあります)。宮沢賢治の「永訣の朝」にでてくる「あめゆじゅとてちてけんじゃ」の気持ちを想像してみたり…

大人になってから寝込む暇もなくなったけど、一年に一回はどうしてもダメになる日がある…その度に自分の体力の無さに反省します。
でも、体が辛いことで見えてくる風景とかもあったりして。
たぶんバリバリ健康でテンション高い生活をしていたら、描く線も色も違っていたんじゃないかと想像します。

今の自分のまま、ある程度の枷があるほうが、生きていることを大切にできるような気がしたりもします。

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